クーリングダウン
クーリングダウンとは、スポーツで、激しい運動をした後、心身を平静にもどすために行う軽い運動のことを言います。対義語はウォーミングアップです。「整理運動」とも言われています。目的は、高い強度で行っていた運動を急に止めると、吐き気・めまい・立ちくらみなどの症状がでる場合があるのでこれを防ぐことです。また、クーリングダウンは健康のために行った運動がかえって翌日にも疲労感が残ったりすることも防ぎます。これらが主要な目的です。クーリングダウンによって興奮状態にある身体諸器官を鎮静化させ、筋肉中の疲労物質(二酸化炭素や乳酸)を体外に排出し、疲労回復を促進して心肺機能への負担を軽減させる効果があります。さらに、身体的な緊張だけでなく心理的な緊張を取り除き、運動後の心地良い状態へと導く作用があります。このように肉体的にも精神的にも効果があります。
クーリングダウン効果
クーリングダウンの効果は、心拍数を適性に整え、身体的に、精神的な疲労を軽減します。特に激しい競技の後にはこれを行わないと、筋肉痛になったり疲労が残ったりと体に悪影響を与えます。方法には、スポーツの種類または強度などによっていくつかの方法があり特に専用の運動があるわけではありませんが、基本的には、徐々に運動の強度を少なくしていくことを行うと良いです。一般的に行われるクーリングダウンの方法は、ウォーミングアップの順序を逆に行っていく方法です。ウォーミングアップと同じ時間を行うとよいとされています。クーリングダウンをせず、激しい運動を急にやめると、筋肉によって助けられていた心臓に戻る血流が悪くなり、体全体の血流が悪化し心臓や脳への血流が一時的に不足することになり、失神、めまい、吐き気を起こす場合があります。非常に重要です。
心拍数とクーリングダウン
クーリングダウンは、スポーツをした翌日に疲れを残さないよう元の体の状態に戻す等の目的で行われます。スポーツをしてたまった乳酸などは有酸素運動の酸素で分解されます。したがってウォーミングアップと同様に行います。ウォーミングアップ開始前と終了時の心拍数を計って運動の強度を図っておくと運動の強さの目安になります。心拍数は、クーリングダウン開始時から、ウォーミングアップに要した時間をかけて下げていくことがポイントです。この運動をあまり意識しすぎるのもよくないのですが、リラックスして徐々にゆっくりとすれば、平常の心拍数に戻るのと同時に、クーリングダウン終了時には精神的にも落ち着いているはずです。特に格闘技やそれに近い激しい競技などではこれで向上した精神状態を冷静にすることが重要です。肉体的な面だけに効果をもたらすのではありません。
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